昔話で恐縮ですが

それで、買取専門店に出す、カセットテープは何本あるのかというと、

だいたい70本。

何でそんなにあるんだよ！

と驚愕される方に言い訳してみる。

主に、90年代に購入した東南アジア（タイ、インドネシア）のテープなのですが。

この時代、両国とも、音楽販売の主力は、

CDじゃなくて、カセットテープだったんです！

インドネシアだと、“ダンドゥッド”という大衆音楽はほとんどテープで

CDは、高額所得者が聴いてそうな、オシャレなポップスに限られてました。

最近は、東南アジアの音楽を購入することなくなってしまったので

今でもそうなのかわかりません。

タイもインドネシアも中間層が増えたらしいので

さすがにCDが主流になってるのではと思う。。

 

それで、当時は、今みたいにYouTubeもなかったので、

音源を買わないと、一切、視聴ができず、

アーチストに関する情報も、ないに等しかった。

 

では。どういう基準でテープを買うかというと、

お店で買う場合は、

ジャケット写真をじっくりと眺め、どんな感じかイメージをふくらませ。

通販で買う場合は、

紹介文を読んで、懸命にイメージをふくらましてみました。

というわけで、玉石混交の

「石」を引いてしまうことが多々あり、

つもりつもって70本になったわけさ！

 

今はYouTubeがあるから、そんな、ギャンブル的な買い物をしなくなくなったし。

便利な世の中になりましたね！

 

…でも。何かを失ったような気がしてなりません。