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Posted : 2024/04/24 22:24
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Posted : 2015/04/14 00:55

三澤 春彦 (著)  光人社


著者は、添乗員、ホテルなど、観光業界の豊富なキャリアを持ち、
ロンドンに4年間滞在、ということで


さぞかしレアな話題が…と期待したのですが。


この本。日本批判、
イギリスでは○○だけど、日本では××…といったことに
かなりの行数が費やされていて、肝心の情報は思った以上に少ない。
海外通が陥りがちな罠にはまってしまっているのだが、
出版社の人。このあたり書き直しさせるとな何かできなかったのでしょうか…


それでも情報を拾ってみる。


・ロンドンで治安が悪いのは地下鉄の
 Victria LineとNorthern Line がテムズ川の南で交わるあたり


・日本人を狙うスリはPicadilly Curcusの日系デパートの前あたりが多い


・置き引きが多いのは、日本人客の多いホテルのロビー。
 チェックイン時が狙われる。
 荷物はドアマン(Doorman)に預ければ安心。


・フィッシュアンドチップスの美味しいところはホテルのコンシェルジェに尋ねる、
 もしくは評判のよいレストランで


・海岸沿いの街なら新鮮な魚がある=フィッシュアンドチップスが美味しい店がある


・中華料理はソーホーのチャイナタウンが本場の味


・イギリスでポテトチップスは「Crisps」といい「Walkers」が定番


・チョコレートバー(Bar of Chocolate)も豊富にある。
 定番はCadbury社のもの


・ハロッズでは、よそで買った品物を、
 ハロッズの包装紙でラッピングしてくれるサービスがある


…って書いてあるけど本当なんだろうか。。。


・ロンドンの公園は広々としてかなり落ち着ける。
 オススメはRegent's Park。
https://www.royalparks.org.uk/parks/the-regents-park


近くにモスクがあるらしい…ということで調べてみると


ココ
London Central Mosque
http://www.iccuk.org/


これは、もうちょっと前に知りたかった。。。


大体こんなものか、あと暮らしてみる編では


・イギリスの賃貸(Flat)は一般的に家具つき。
 入居時に二か月分(一か月分はデポジット)払う。
 日本の敷金、礼金にあたるシステムはない。
 賃貸契約は通常1年だが、期間は1年マイナス1日なのが慣例。


・イギリスでは郵便局が多機能らしい


・医療はNational Insurance(国民健康保険か)に加入し、
 National Health Service(NHS)で診療してくれる
 医療機関でかかると安上がり(だけど激混み)。


 

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Posted : 2015/04/12 01:02

永田義文 著 明石書店


http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%92%E6%97%85%E3%81%99%E3%82%8B52%E7%AB%A0%E2%80%95%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E2%80%95-%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%BA-94-%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%BA-%E6%B0%B8%E7%94%B0/dp/4750335223


という題名なのですが、本の半分以上は


音楽(アイルランド、スコットランド、ウェールズ)


の話題。


膨大な量のアルバム、アーチストが紹介されてます。


その中で気になったのを聴いてみました。


Fiddlers' Bid


スコットランドのグループ。


フィドル(バイオリン)4人!




これは、良い!

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Posted : 2015/03/30 00:21

坂本 勉 山川出版社


http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%B5%A8%E6%AF%AF%E3%81%AE%E9%81%93%E2%80%95%E3%83%A2%E3%83%8E%E3%81%8C%E8%AA%9E%E3%82%8B%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E5%8F%B2-%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2-%E5%9D%82%E6%9C%AC-%E5%8B%89/dp/4634491702


ペルシア絨毯の技法やデザインなどについて
触れた本はかなりあるのですが。
これは主に「流通」について。
なかなか面白かったのでメモぽく箇条書きにしてみた。


面白いと思ったのが、イラン、トルコとも、欧米に絨毯が売れるとわかると
大規模な工場を作るようになるのと。


中央に花のメダイヨンがある、絨毯の代表的な絵柄は
もともとはヨーロッパ人の好みに合わせて作ったものであることなど
目からウロコでありました。


残念ながら家に高級絨毯はないのですが
「絨毯の話」はなぜか心惹かれるものがあります。


●ペルシャ絨毯


V&Aの「アルダビール絨毯」:ペルシャ絨毯の最高傑作といわれる
(床に敷かれている巨大絨毯がそれです)


イラン、絹の生産(16世紀くらい)&輸出
タブリーズから
アルメニア商人 アレッポ、イズミール→ミラノ、リヨン


1867年蚕の病気の影響
絨毯へ輸出


1878年絨毯が生糸の輸出額を抜く


ヨーロッパの需要


産業革命
万博 1873年ウイーン万博


カーペットを流通 商人


ツイグラー商会(本店、マンチェスター)
イランとイギリス
イギリスの綿 リバプール→イスタンブール→イラン(タブリーズ)
イランの絨毯→イギリス
1881年ソルタナーバード(アラーク)に絨毯工場
立地が良い
ソルタナーバード→ハマダーン→ケルマンシャー
→バクダッド→バスラ→(ペルシャ湾)→ヨーロッパへ(計画)
ソルタナーバード→タブリーズ→イスタンブール→ヨーロッパ(実際)


絨毯のサイズをヨーロッパの需要に合わせる
デザイン:中央に花のメダイヨン←マンチェスターの絹織物のプリント地にヒントを得る


1890年代タブリーズに絨毯工場
男性(少年)を雇う
トルコ結び(アゼルバイジャン地方なので)
タブリーズ商人:問屋制家内工業
アゼルバイジャン・トルコ系
カフカースの諸都市→エルズルム→トラブゾン→イスタンブール→ヨーロッパ


イスタンブール:絨毯の取引 ヨーロッパとの中継貿易地


ケルマーン


イラン各地の絨毯生産地
タブリーズ、イスファハーン、ケルマーン、マシュハド
アゼルバイジャン地方、ホラーさーん地方。
シャーセバン族、トルクメン族


ザクロス山脈 クルド族、ロル族、バフティヤーリー族
南部 カシュガイ族


 


●トルコ絨毯


産地
ヘレケ:絹の絨毯 ペルシャ絨毯の影響が強いデザイン


オスマン帝国
1860年代 絨毯を輸出
イズミル:貿易港
産地:ウシャク
商人:ヨーロッパ人、アルメニア、ギリシア人


1890年代さらに内陸部へ


1908年 オリエンタル・カーペット製造会社設立
    本拠 イズミル イギリス、フランス、イタリアの6つの商会がつくる
    直営工場をもつ


1913年 オリエンタル・カーペット製造会社が
アナトリアの絨毯の3/4の生産


オスマン帝国の絨毯 90%がイズミルから海外へ輸出


イスタンブール:イラン、カフカス、中央アジアからヨーロッパの中継地


第一次世界大戦が終わり、オスマン帝国が滅ぶと、トルコ絨毯の輸出が落ち込む


1930年代オリエンタル・カーペット製造会社が解散


第二次世界大戦後


絨毯の流通


ロンドン


ハンブルグ
イラン商人が1960年代くらいから活動
ハンブルグからペルシャ絨毯を欧米へ


現代の産地 ギリシア、アルメニア商人が生産まで支配
中央部:コンヤ、ラディク
カッパドキアのアヴァノス、ユルギュプ
カイセリ、ピュンヤン
南:ニーデ、ヤフヤル
西南部:イスパルタ、ブルドゥル
東部:シヴァス、カルス


 

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Posted : 2015/03/19 23:53

藤井 伸二 著 イカロス出版


http://www.amazon.co.jp/%E3%82%BF%E3%82%A4%E9%89%84%E9%81%93%E6%95%A3%E6%AD%A9-%E5%88%97%E8%BB%8A%E3%81%AB%E4%B9%97%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%82%BF%E3%82%A4%E5%85%A8%E5%9C%9F%E3%82%92%E8%87%AA%E7%94%B1%E3%81%AB%E6%97%85%E3%81%97%E3%82%88%E3%81%86-%E8%97%A4%E4%BA%95-%E4%BC%B8%E4%BA%8C/dp/4863206984


タイの鉄道、全線乗車レポート。
駅、車内、車窓の風景、観光ポイントなど、細かい写真がいっぱい。
行った気になってしまう本。


ちなみに私はアランヤプラテート→クルンテープ(バンコク)
間に乗車したことがあります。


行きはバスでアランヤプラテートまでいき、ボクシング観戦(笑)。
翌日電車で戻りました。


それも、2000年のことなのか(汗。。。
もう、相当うる覚えの記憶なのですが。
アランヤプラテートの駅には切符の自販機などなく。
窓口も一つしかなくて、すんごい暇そうな感じ。


早朝に出発して、発車時はガラガラだったのですが、
またたく間に満席に。
学生さんとか、
キンマをかじったおばあちゃん(勧められてしまった)とか
いろいろな人が乗り降りしてきた。


ただ、この本にもあるのですが、物売りの人が頻繁にやってくる


日本では、こんなの乗って電車に乗らないだろうみたいな
(農作物とか)持って乗る人もいたような…


列車にはエアコンなどなく。
窓を開けるのですが、その窓が


両端にツマミみたなのがあって、それをパチンと外して上にあげるやつ。


…って、昭和世代には懐かしすぎる形状。


原っぱみたいなところに小屋があるだけの「駅」とか
あったあった!


この本にはないけど、バンコク近辺になると。
線路スレスレに住宅があって、
普段は普通に路地として使われているぽかったりしたのが
(一日一往復だからか)衝撃だったりとか、


いろいろ思い出したし、また乗ってみたくなりました。


個人的には、バンコクーチェンマイ間かなあ。
南部も面白そうなんだけど、政情不安がちと…。


 

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Posted : 2015/02/13 00:35

http://www.amazon.co.jp/%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E7%99%82%E6%B3%95%E5%A3%AB%E3%81%AE%E3%81%97%E3%81%94%E3%81%A8-%E7%94%9F%E9%87%8E-%E9%87%8C%E8%8A%B1/dp/4393934466


生野 里花 著 春秋社


「音楽療法」に興味があります。
なんでかというと、ダンスや、楽器の演奏など
音楽に深くかかわるようになってから


自分が変わった。
しかも、良い方向に
ということが実感できたから。


具体的にいうと、


何か、前より集中力がついたような気がする。
作業が早くなった気がする。


あとやっぱり。楽器を演奏することによって
毎日に楽しみができた。


というのが大きい。


それで、自分にとって「音楽って何だろう」と思うようになってきた。


この本は現役音楽療法士が、
これまで学んできたこと、今の仕事の様子などを
インタビュー形式で綴ったもの。


面白いなと思ったのは、
音楽療法士とクライアント(「患者さん」とは言わない)との関係。


「治してあげる」でなく
「力を貸すから本当になりたいものになろうよ」というスタンス。


「共に成長していく」要素が大きく、
筆者は「与えるものより得るものの方が多い」と断言までしてます。


ううむ。やはり音楽ってすごい。


いくつか心に引っ掛かった言葉があったので
列記してくと、


「言葉のわからない人でも音楽ならわかる」


「療法の仕事をしていて、何かが起こっている、何か変化しているというときには、
相手にだけ、あるいは私にだけ起こっているのではなくて、
やはり相手と私とのあいだに起こっている、という気がします。」


 


人間は「認知」「感情」「運動」の三つの側面でできていて
その三つのバランス。
音楽教育は、テクニック、理論は教えても、その真ん中は教えない。
人としての中心点があってはじめて音楽も変わる。


なんか、曼荼羅みたいな話になってきました。


 


巻末に、アメリカ音楽療法協会による「専門能力」が記載されてたのですが。


これによると、ピアノ、ギター必須。
やたら「移調」が書かれてるのは、
どんな人の歌声にも対応できるようにってことか。


即興演奏や簡単な作曲まで…やはり、求められる音楽能力は高いです。
日本だと、音大卒業者が志願するケースが多いとのことですが。
逆に言うと、音大でるくらいじゃないと厳しいかも。

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