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伝統ある暮らしの中で育まれた刺繍デザイン
河出書房新社 編
東欧のハンドメイド本。
結構出てます。
この本の特色は、
ハンガリー、ルーマニア、ウクライナ、ポーランド、スロバキア、チェコと
かなり広く扱っていることと。
例えばハンガリーなら、有名なカロチャ刺繍だけでなく
「トゥラ」、「シオーアガルド」など
あまり知られてない村の刺繍の写真も掲載しているところです。
どれも可愛いし、
刺繍の写真も、どんなステッチがされているか
わかりやすいアングルで撮られています。
文化学園の博物館で狂喜乱舞した
ルーマニアのビーズ刺繍満点衣装は
「メラ村」のものである確率が高いことが判明して嬉しかった。
ルーマニアによくある。
全部赤でぼってりした感じの刺繍が
素朴で暖かくでけっこう好きだなあ。
個人的メモですが、巻末に
写真を提供したお店などの一覧があったので貼っておきます。
筒井ハンガリー刺繍資料室
http://www.geijutsumura.net/learn_detail_l0000428.html
トゥリパン
http://tulipan.jp/
ミラベルカ
http://mirabelka.ocnk.net/
dekor
http://dekor.jp/
SLOW ART
http://www.slow-art.pl/
ロンドンのマーケットに行こう
村松 美賀子 著 東京書籍
は、各マーケットの紹介だけでなく、
歴史や、そこにかかわる人の移り変わりなど
街がかもしだす個性などにも触れているので、
ガイドブック的要素をはぶいても、結構読めます。
で。一番心にヒットしたのが
「大英帝国の収集癖」に言及しているところ。
「紅茶スパイ: 英国人プラントハンター中国をゆく」
http://anmonite.blog.shinobi.jp/Date/20140715/
など、イギリスにかかわる本を読んで思うのは、
彼らの「集めることにかける執念とパワー」
が常軌を逸しているということ。
この本の主人公のプラントハンター。
これでもか、これでもかとばかりに
植物を集めまくり、もはや病的といってもいいくらい。
今もはや日本でもないような50年代、60年代の雑貨が
なぜか、イギリスのマーケットにあるらしいし、
やっぱりなあ…と思わせるものがありました。
村松 美賀子 著 東京書籍
文字通り、ロンドンのマーケットについて書かれた本なのですが。
出版されたのが2003年。
今でも参考になるのか微妙。
とりあえず、マーケットの特色について
ざざっと箇条書き。
●ポートベロー
かなりバラエティに富んだ商品が並んでいる。
場所によってカラーがあるらしく、
大まかにいうと、
南側:ハイソ 北側:ジャンク、エスニック
●ブリック・レーン
日曜日、早朝から午後2時くらいまで
混沌、野放図、ディープ、怪しい と表現されてる
チェシャ・ストリート:掘り出し物はこのあたり?
スクレイター・ストリート:激安な日曜日
高架下:ヤミ市的な
ロンドンで一番おいしいベーグル屋さんがある
バングラ・タウンがあり、カレーが美味しい
●スピタルフィールズ
若いクリエイターがハンドメイド品を出品
●ブリクストン
カリブ系移民
エスニックマーケットは他にもあり
イーストエンドのリドリーロード・マーケット:カリブ系の他トルコ系も
ボードペローの近くにあるシェパーズ・ブッシュ(Shephers's bush)・マーケット:人種のるつぼ
サウソール(Southall):インド
クイーンズ(Queen's):パキスタン
チャーチストリート(Church Street):アラブ系
というのが2002年くらいの情報ですが、
今はどうなのか。実際行く前のリサーチは、必要です。
特に移民系は、移り変わりが激しいはず。
エジプトは、アナウンサーや芸能人など
女性の服装は、ほぼ、欧米と同じような感じで、
イスラム色が薄いような印象を受けます。
そんなエジプトで、ヴェールをかぶる女性が急増しているという…。
それはなぜなのか。
イスラム教の教義から
最近の人気説教師の言葉、
ヴェールをかぶり、引退を決意した女性芸能人のインタビュー記事
などから、丁寧に読み解きます。
筆者の博士論文を再編集した本。
すごく難解なのを覚悟したのですが、
意外にも、よどみなく読めます。
私は最近になって、
「もしかして、神様って、いるのかも…」
なんてうっすら思うようになったのですが。
ここに出てくる人たちは、
生まれたときから
神様は、いる!
人間はこうすべきだと言っている!
というのが常識になってる。
そんな違いを感じずにはいられませんでした。
ハンドメイドが、なかなかいいらしいといわれるバルト三国。
興味はあるものの、ガイドブックなどを見ても
いまひとつ「行きたい」気になれない…
この本は、ハンドメイド好きにはたまらない、
博物館とか工房が、素敵な写真付きで網羅されていて、
いざ「行く」となったらものすごく重宝しそう。
あと、さりげなく猫が登場していて
…ここの人たちは、猫好きなのか。
という期待も高まります。
あとは自分の気持ち次第か。
三カ国の違いが、いまひとつわかりずらいのも
腰が重くなる理由かもしれない。
それで、検索かけてたら、この本の取材手配をした旅行会社を発見。
http://www.tumlare.co.jp/info/%E5%8F%96%E6%9D%90%E3%83%BB%E7%B7%A8%E9%9B%86%E5%8D%94%E5%8A%9B/
ロシアもやってるのか…
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ショップは今春オープン予定
ビーズ曼荼羅などを出品するつもり。