忍者ブログ
ハンドメイドショップオープン!ナザールボンジュウなど、 トルコ窯焼きビーズネックレス販売してます。 http://minne.com/anmonite
 1 |  2 |  3 |  4 |  5 |  6 |  7 |  8 |  9 |  10 |  11 |
Posted : 2024/04/26 02:38
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Posted : 2014/07/24 23:13

赤田 光男 (著)  世界思想社


ウサギが好きなので、なんとなく手にとってしまいました。


今、日本でウサギというと、飼うイメージしかありませんが。


山に住み(今でもいますが…)雑食のため、
農作物などを食い荒らす。しかも多産なので増えまくる。
そのため、狩り、肉は食卓へ。
…そんな歴史が長かった。


捕獲の対象でありながら、山の神として崇拝されたりもしたそうです。


昔の日本は、農民がほとんどなイメージがありますが
読み進めていくと、日本の歴史には、ほとんど出てこない
山で暮らし、狩猟などで生活をする


「山の民」の存在が浮かびあがってくる。


なんか、「裏日本史」みたいで面白かったです。


最後の章で、明治に、外来のうさぎを飼うブームが起こり、
ウサギ大人気で、価格が急騰したものの、
政府が「ウサギ税」を導入したら、一気に金くい虫となっため、


殺処分したり、遺棄されるウサギが後を絶たなかったとか…


このあたりは、現代にも通じるところがあって、ドキリとさせられました。


それで、「ウサギの日本文化史」で検索したら、
こんな画像が


http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1104A_R10C13A9000000/?df=2


可愛い!


可愛すぎる!!!!

拍手[0回]

PR
Posted : 2014/07/15 23:15

サラ ローズ (著) 原書房


http://www.amazon.co.jp/%E7%B4%85%E8%8C%B6%E3%82%B9%E3%83%91%E3%82%A4-%E8%8B%B1%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%82%92%E3%82%86%E3%81%8F-%E3%82%B5%E3%83%A9-%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%BA/dp/4562047577


時は19世紀半ば。
中国がお茶市場を独占していた。


この状況を打破すべく、一人のイギリス人が
当時、最高機密とされていた、
お茶の種、苗木と茶の製法を獲得すべく
中国に潜入…


…と、いう実話。


あらすじだけでもかなり面白そうなのですが、
じっくり読んでも、次々と出てくる逸話にひかれます。


長身のスコットランド人が辮髪と中国服で中国人になりすます。
違和感ありまくりな気がするが、意外や、それで通用。


バレてしまった理由は、雇った荷物持ちが
得意げにしゃべってしまったから(笑)…


 


これを読んで痛感するのは


「ここまでやるか、イギリス人」


辮髪にするのも凄いけど、


初回の潜入で、作成した茶の苗木が、
1万3千本!
すべて手作業…


いくら、無事到着するかわからないとはいえ
おそるべき執着というか、マニア性というか…


なんかすごいわ。


全然関係ないけど、ずーっと後になって、
ビートルズやクイーンやオアシスなどなどなど
を排出した国だけある、って思った。

拍手[0回]

Posted : 2014/07/07 23:37

インドに行こう―インドの最南端と最北部 [単行本]


山本 悦夫 (著) 扶桑社


http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%81%AB%E8%A1%8C%E3%81%93%E3%81%86%E2%80%95%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%81%AE%E6%9C%80%E5%8D%97%E7%AB%AF%E3%81%A8%E6%9C%80%E5%8C%97%E9%83%A8-%E5%B1%B1%E6%9C%AC-%E6%82%A6%E5%A4%AB/dp/4594048870


あともうちょっとで読み終わるけど、感想書いちゃう。


なんとなく、手にしてしまう「旅行エッセイ本」。
その内容が、そこに行きたいか、
そうでないかを左右してしまうケースがけっこう多い。


 


大昔(20年くらい前か)
旅行エッセイで、ダントツに多い行先は、インド。


バックパッカー旅行。


当然宿泊の予約などせず、あとどもなく街に来ては、泊まり先を探す。
ホテルが満室だったり、入っても水が出なかったりとか、劣悪な部屋だったり、
オートリキシャの運転手に法外な料金を要求されたり、
下痢で寝込んだり。


と、とにかく悲惨な目にあう。


シチュエーションは微妙に違いますが、
大まかにいったこんな内容なものがほとんどでした。


これらの本を読んで


インド=怖いトコ


というイメージがしみついてしまい、
どうしても、インドに行く気がせず、現在まで至ります。


今、読んでる「インドに行こう」の著者、山本氏は
インドに民芸品の買い付けに150回以上往復しているという
バックパッカー旅行者とは一線を画す渡航歴。
なので、視点が違っていて面白い。


それで、個人旅行者が、インドでだまされる件については


>1:英語ができないこと、またはできないと思って慌てること。


 相手も下手なので、堂々とすべき。黙っているのが一番ダメ。
 本当に英語が話せないのならガイドを雇うべき。


>2:親しそうに、日本語などで話しかけられても、身元不明な人の誘いは受け流した方がよい。


>3:安ホテルに泊まる人は、それだけで、見下され、
   だましやすい、またはだましても良い(ような価値のない人間)と思われてしまう。


1、2はわかるけど、3はけっこう目からウロコ。


さらにこの本では、ニューデリーの安宿が集中する地域は、かなり場末で、
そこそこの暮らしをしているインド人は絶対に立ち寄らない、と書かれてます。


 


う~ん。と、いうことは、私が今まで読んでいた
インドバックパッカー旅行記の著者は
トラブルに、あうべくしてあっていた、ってことなのでしょうか。


もうちょっと泊まる場所などを考えたら快適に旅行できるのかも。

拍手[0回]

Posted : 2014/07/04 23:48

一般社団法人 ロシアNIS貿易会


明日香出版社


http://www.amazon.co.jp/gp/product/4756916686/ref=pd_lpo_sbs_dp_ss_1?pf_rd_p=466449256&pf_rd_s=lpo-top-stripe&pf_rd_t=201&pf_rd_i=4756909035&pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_r=1737YJDJZWQ3WFQXF7T7


ロシアでビジネスをする人に向けた本。


オリンピックがあったり、次のワールドカップがここだったりと


イケイケなイメージのロシアですが。


この本によると、


ロシア経済は石油と天然ガスで潤っている。


工業や農業は、品質イマイチで、国際競争力なし。


今は勢いがあっても、10年、20年後は大丈夫なんだろうか…


 


ビジネスについては、本当に概略だけ書いてあるのですが、


現地に信頼できるロシア人パートナーがいないとかなりキツそうな感じ。


これを読んで「よし、ロシアに行こう」


なんて志した人はいるのだろうか…。


「マンガでわかる」と、ありますが、


なか見検索でもわかる通り、見開きで1トピック。


左が漫画。右が文章。


漫画といっても学習漫画のたぐいなので、あまり面白くありません。


同じテーマを、文:佐藤優、画、西原理恵子で


ぜひやってほしいところ。


 

拍手[0回]

Posted : 2014/07/03 23:45

ピート・タウンゼンド   (著), 森田 義信 (翻訳)


http://www.amazon.co.jp/%E3%83%94%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%82%BC%E3%83%B3%E3%83%89%E8%87%AA%E4%BC%9D-%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%A0-%E3%83%94%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%82%BC%E3%83%B3%E3%83%89/dp/4309274250


約450ページ、しかも2段組み。


ボリュームにびびりましたが、夢中になって読んでしまいました。


 


ピート・タウンゼントは、イギリスを代表するバンドのひとつ、
The Whoのギタリスト。


ロックスターの自伝と聞いて「痛快!」なものを連想すると
けっこう裏切られる内容です。


少年時代にいろいろあった(ネタバレになるので割愛)のが心の傷になり、
売れてきても、ロックンロールライフが、いまひとつ楽しめない。


ヒットアルバムを出したら、
次のはそれを超えるものを出さなければいけないという
とてつもなく重いプレッシャー。


人気が出れば出るほど、
妻子と過ごす時間がなくなったりと、


あと、いろんなビジネス上でのトラブルとか…


苦悩しっぱなしといっても過言でない。


ニジンスキーのモデルってこの人じゃないよね…とか
全然関係ないこと思ってしまった。


そんなピートと対照的なのが、
The Whoのヴォーカリスト、ロジャー・ダルトリー。


ここに書かれている彼は。
タバコで退学になったけど、構わず学校に来て仲間とたむろしていた。
ザ・フーの前身となる「デイトゥアーズ」はロジャーが牛耳ってた。


ロジャーの暴力に耐えかねて、
ジョン(ベーシスト)とキース(ドラマー)がバンドを辞めそうになったので
マネージャーが仲介して、何とか仲直りさせた。


ジョンとキースはドラッグ大好き、ピートは飲みまくり。
ロジャーはお酒もドラッグもあまりやらなかった。


なんでかというと、彼の回りにはいつも女性がいたから


…って。面白すぎ!


痛快!な部分はすべてこの人が持って行ってる(汗。。。


まさしく「陰と陽」な二人がいたこそ、
バンドは大成功をおさめたのでしょう。


 


当時(60年代)のイギリス音楽界の才能の集まり方が異常、とか
あの壮大な曲調はこういうわけだったのか、とか
当然のように、音楽ファンには楽しめる内容となってます。


 


ドラマーのキースが亡くなった後。


彼にとって代わるかのように、
ドラッグ&アルコール漬けになってしまい
気が付いたら病院のベッドにいた…なんてもともあり、


心身ともにボロボロなのですが。


曲は、量産してるし、バンド以外の活動も盛ん。


私はこの本を読むまで、アーチストが作曲するのは、
精神状態が良好な時、とばかり思っていたのですが。


どーもそうじゃないみたいなんだよね。。。


ピートさんにしても、女の子にふられたことをネタにした曲とか、
ビジネスの交渉事でうんざりしたときにできた曲とかあるし、


逆境の時の方が、曲できるんでしょうか…


謎。


重い感じで進行しますが、ラストはハッピーなムードで終ります。
(一時は、どうなるかと思った)。


少年時代にいろいろあって、自分の中の暗い部分と格闘した半生ですが。


でも、これがなかったら、


何度も映画や舞台化された、
壮大なテーマでのアルバム作りは、なかったのでは。


彼の内省的な面が、創作に反映されたのでは…。


う~ん。逆境は、必ずしも、人生にとって100%悪いわけではないのか…
なんて妙なことを思いました。


 

拍手[0回]

Admin / Write / Res
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
フリーエリア
最新コメント
[01/05 anmonite]
[12/28 竹内愛子]
[11/16 anmonite]
[11/16 anmonite]
[11/16 cajante]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
anmonite
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
手仕事ネットショップ“anmonite”オーナー。
ショップは今春オープン予定
ビーズ曼荼羅などを出品するつもり。
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
カウンター
Copyright ©  化石の日記Ver2.5  All Rights Reserved.
*Material / Template by tsukika  *忍者ブログ [PR]